うなぎが試金石

別になんの根拠もないのだけど、日本が今後21世紀を通して国力蓄えて国民の幸せが増すかどうかの試金石が うなぎ だと思う。

うなぎを絶滅から守り、またうなぎに携わる方々もきちんと生活ができるような 政策や手だてを考え出して実行できるかどうか?

が案外小さいことのようでいて日本の行く末を占う試金石になるような気がする。

今見えている最悪の結果は うなぎ が絶滅し日本から鰻屋さんも絶滅することだ。
あるいは うなぎ が絶滅し 鰻屋さんは 近大ナマズ かなんかの代用品を うなぎ と言って出すようになることだ。 そういう未来は容易に想像がつく。

しかし、僕達が目指すべきは うなぎ を絶滅から守り かつ 養殖のそしてあわよくば天然モノの うなぎ を今後も末永く食べる事ができる未来である。

参考:うなる美味しさ! うな次郎

事実と価値判断

AとBを比べて事実を述べるのはよい。
「Aは点数が70点 Bは75点でした。」
しかし「よってBはすばらしい」は価値判断なので言えない。

もし言うとしたら「Bの方がAより点数が良い」ということまで。
もちろん「だからBを採用します」は合理的で妥当な判断。

しかし点数が良いことが すばらしいかどうかは人それぞれの価値判断だ。
もしかしたら「90点未満はみんなクズ」という価値判断だってあるかもしれない。

ただし価値を高める言い方はしてもよい「AもBもすばらしい点数です」というのは言ってもよい。

めんどくさい。

Make America Great Again

Make America Great Again

トランプ大統領にはぜひ成功していただきたい。
というか成功してもらわないと困るのだ。

もしもこのメイク・グレート・アメリカ・アゲインが失敗ということになると、
過去のアメリカ大統領の方法として、つぎの選挙に通るために どっかと戦争をはじめる可能性があるからだ。

日本はその戦争に同盟国として確実にまきこまれるだろう。
そして、東京オリンピックである。
その時どうやってテロを防いだらいいのだろう。

とても不安がつのる。 ぜひトランプ大統領には成功していただきたい。
そして戦争など起こさずにハッピーなアメリカでいてほしいのだ。

リスク管理において科学の結果を軽視してもかまわない

どこかで見たろう?■水俣と福島に共通する10の手口■

「オウム真理教の精神史」を読むまで知らなかったのだが、麻原の兄が水俣病認定の申請をして却下されているらしい。
麻原本人の目に関しても水俣病の影響があったのではないか、すなわち麻原の中に国家に対する深い失望感があったと「オウム…」の中で大田俊寛氏は推論している。

個人に訪れる絶望を乗り越えるのは本来は個人ひとりひとりの責任とはいえ、
国民の国家に対する深い失望は数十年後に国家に対する犯罪的裏切り行為という形で表面化することがあるという事実を私たちは覚えておくべきだろう。

また今後ポジティブにしろネガティブにしろ、傑出した人物について語る時はその生い立ちに311を抜きに語る事はできないだろう。

5分弱の“玉音放送”を現代語訳してみた(引用)

5分弱の“玉音放送”を現代語訳してみたより現代語の部分のみ引用

 世界の情勢と日本の現状をよくよく検討した結果、ありえないと思われる方法をあえてとることにより、この状況を収拾したい。常に私に忠実であるあなたがた日本臣民の皆さんに、今から私の決断を伝えよう。

 私は日本政府担当者に米国、英国、中国、ソビエト連邦の4カ国に対して、日本が(ポツダム)共同宣言を受け入れると伝えることを指示した。

 そもそも私たち日本国民が穏やかで安心な暮らしができ、世界全体と繁栄の喜びを共有することは、歴代の天皇が代々受け継いで守ってきた教えであり、私自身もその教えを非常に大事なことと考えてきた。

 最初に米英2カ国に宣戦布告した理由も日本の自立とアジアの安定を願う気持ちからであり、ほかの国の主権を侵したり、その領土を侵したりすることが、私の目指すところであったわけではない。

 けれども戦争はすでに4年も続いており、我らが陸海軍人たちの勇敢な戦いぶりや行政府の役人らの一心不乱の働きぶり、そして1億人の庶民の奉公、それぞれが最善を尽くしたにも関わらず、戦況は必ずしも好転せず、世界情勢を見るに、日本に有利とはとても言えない状況である。

 その上、敵は残虐な新型爆弾を使用して多くの罪のない者たちを殺傷し、その被害の及ぶ範囲は、測ることもできないほどに広がっている。もしもこれ以上戦争を続ければ、最後には我が日本民族の滅亡にもつながりかねない状況であり、 ひいては人類の文明すべてを破壊してしまいかねない。

 そのようなことになれば、私はどのようにして1億人の民を守り、歴代天皇の霊に顔向けすることができようか。これが私が政府担当者に対し、共同宣言に応じよと指示した理由である。

 私は、アジアを(西欧列強から)開放するために日本に協力してくれた友好国にたいして大変申し訳なく思う。また、日本国民であって戦地で命を失った者、 職場で命を落とし、悔しくも天命をまっとうできなかった者、そしてその遺族のことを考えると、 心も体も引き裂かれんばかりの思いがする。戦争で傷つき、戦災被害にあって家や仕事を失った者たちの暮らしについても、非常に心配に思っている。

 この後、日本が受けるであろう苦難は言うまでもなく尋常なものではないであろう。みなさん臣民の悔しい思いも、私はよくよくそれを分かっている。けれども私は時代の運命の導きにそって、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、これからもずっと続いていく未来のために、平和への扉を開きたい。

 私はこうやって日本の国の形を守ることができたのだから忠誠心が高く善良な臣民の真心を信頼し、常にあなたがた臣民とともにある。

 感情の激するがままに事件を起こしたり、もしくは仲間同士が争って世の中を乱したり、そのために道を誤って世界からの信頼を失うようなことは、最も戒めたいことである。

 何とか国全体が1つとなり、子孫にまでその思いを伝え、神国日本の不滅を信じ、任務はとても重く、行く道は非常に遠いことを覚悟して、将来の建設に向けて総力を結集し、道義を守り志と規律を強く持って、 日本の力を最大に発揮することを誓い、世界の先進国に遅れをとらずに進むのだという決意を持とうではないか。私の臣民たちよ、ぜひともこの私の意思をよくよく理解してもらいたい。