朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。

朝(あしたに)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。
http://www.jmca.jp/column/ohara/genshi105.html

「武士は食わねど高楊枝」との比較はやや浅薄な印象をうける。
なぜ「自分の信ずる格調高い生き方が先で、命はその次という姿勢です。」
という解釈になるのか謎だ。

モノ優先社会がどうのこうのというがやはり「腹が減っては戦ができぬ」のであるから
モノに関して鋭敏な感覚を持っていることは現代に限らず人生を全うして生き抜くには必要な資質と考える。

この言葉はむしろガンジーの

「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」
(Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.)

に通じる言葉ではないのかと思う。
この言葉は 物と精神 という二項対立の価値観についての言葉ではなく、
日々をいかに前向きにあるいは探求的に生き抜くか?という生きる姿勢についての言葉だ。

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