どこかで見たろう?■水俣と福島に共通する10の手口■

「オウム真理教の精神史」を読むまで知らなかったのだが、麻原の兄が水俣病認定の申請をして却下されているらしい。
麻原本人の目に関しても水俣病の影響があったのではないか、すなわち麻原の中に国家に対する深い失望感があったと「オウム…」の中で大田俊寛氏は推論している。

個人に訪れる絶望を乗り越えるのは本来は個人ひとりひとりの責任とはいえ、
国民の国家に対する深い失望は数十年後に国家に対する犯罪的裏切り行為という形で表面化することがあるという事実を私たちは覚えておくべきだろう。

また今後ポジティブにしろネガティブにしろ、傑出した人物について語る時はその生い立ちに311を抜きに語る事はできないだろう。

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